新学期スタート

ベルーフは3ヶ月を一学期として、カリキュラムを構成しています。12月は新しい期のスタートです。今期は「データサイエンス入門」研修を実施しています。この研修は「統計の基礎」研修のアドバンスです。統計の基礎では記述統計学を学び、統計学の基礎的な概念とデータの扱い方を学びます。その上で、データサイエンス入門では推測統計学に取り組みます。推測統計学はデータから内容の分析、判断を行うものです。その中の白眉は、統計的仮説検定法です。この検定法によって、様々な事柄が以前より良くなっているかどうかの変化を推測することができます。

データサイエンティスト不足解消はこのところ、日本の産業界の重要な課題です。経済誌週刊ダイヤモンドによりますと、アメリカではデータサイエンティストが約14万人で、日本では約1500人とのことです。100分の1です。今年の4月には、日立製作所等の大手企業9社がスポンサーとなって、東大・慶大・筑波大・阪大・京大にデータ分析の講座を設けて育成を図るなどの動きが起こっております。ベルーフは既に2年前からデータサイエンティスト育成に取組んでいます。桜美林大学名誉教授で、経営工学と統計学を専門とするF教授の担当によるものです。新分野を目指す方にお薦めします。

播磨守

 

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