大学の障害者就労事情1

ベルーフでは、この秋大学にアプローチしています。主にキャリアセンターです。面談に応じて頂いた大学は、これまでに較べて格段に増えています。今回は15大学に応じて頂きました。他の就労移行のアプローチも多いようで、最初は警戒されますが、事業所説明と実績を示しますと信用して頂けます。その後は大学の障害者事情がお伺いできます。どの大学でも共通しているのは、在学障害者の把握が不十分とのことでした。従って就労の実態も把握し切れていないのが現状のようです。又就労移行や公共機関による就労支援については、迂闊な紹介はできないとの言葉も伺っています。本人の事情や希望を尊重するのではなく、就職が目的化し後々の離職に繋がっていると予測されます。

平成17年3月に出された東京都通達があります。卒業の単位が取れていること、就労が大学の支援だけでは困難なことなどの条件がありますが、大学在学中でも就労移行が利用できるとの通達です。これまでは在学中の利用はほとんどの区で不可でした。ベルーフではこの通達に基づいて、C大学(MARCH)の4年生が利用し、就職の準備を整え今年の4月2日に入社を果たした、という実例があります。大学生の障害者が就労するについては、課題がいろいろありますが、課題が解ける状況が拡がっています。大学生の皆さん、ベルーフは就労のための課題解決のプロです。ご相談下さい。

播磨守

 

 

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