ドイツから学んだカリキュラム
ベルーフのサービスは就労教育と就労支援です。就労教育は専門職に就くためには必須のものです。教育カリキュラムはIT系ビジネス系セルフコントロール系の3種類で構成しています。専任インストラクターとオリジナルテキストによる定型カリキュラムです。自学自習やビデオ教材等のセルフワークスタイルのものはありません。研修生ごとに個別支援計画による1週間のプログラムが作られ、グループを組んで研修カリキュラムに取組みます。毎日2~3カリキュラムが同時進行で進められます。例えば、プログラミングC言語研修とアプリケーション研修が平行して行われます。カリキュラムは3ヶ月を1クールとして構成され、その時々の利用者の皆さんにベルーフから取組みカリキュラムが提案されます。提案を検討し最終カリキュラムを選択します。1週間で5つのカリキュラムに取組むのが一般的です。ベルーフ利用期間の平均16.4ヶ月で15~20カリキュラムをマスターすることに成ります。専門職の基礎能力はこの様にして培われます。この基礎能力は、IT企業から高く評価して頂いております。専門職として基礎能力を培うのは、ドイツの障害者の就労制度から学んだものです。就労移行支援事業所がどの様な職業教育を行うかは、法で特に内容やレベルが定められてはおりませんので、各事業所によって大きな違いがあります。ベルーフはカリキュラム内容と到達基準を明確に定めて、企業への専門職就労を可能にすることを方針としています。専門のIT業務能力を身につけたい方は是非ベルーフの教育システムをご利用下さい。 播磨守