ドイツの専門職
ドイツでは職業が商工会議所によって区分されています。職種分野は23区分有り、各分野の中で職種が細かく分けられています。その上で各職種の資格要件と教育期間の条件が定められています。この条件を満たして商工会議所の資格認定を得ると専門職として認められ、職業に就くことができます。職業資格が公的な基準に成っています。凡そ400の仕事が職業として区分され専門職Berufとされています。2年から3年以上の職業教育を経てその資格を得る事が職業に就く出発に成ります。レーベンスベルテンは7つの事業分野を展開しているベルリンのソーシャルファームです。ドイツではソーシャルファームはIntegration Firmen 略してIFと称しています。イベントケータリングは飲食分野から発展したレーベンスベルテンの基幹事業です。モアビット地区にレストラン拠点が有り視察しました。折しも職業教育に就いたばかりの女性の現場でした。始めたばかりですが料理人の専門職を目指す人です。材料を捌く訓練に取組んでいます。タマネギを切る訓練です。親方の指導とマネジャーのチェックが付いていて、厳しいトレーニングが行われていました。2年後彼女は商工会議所の認定を受けて調理師として専門職に就いています。専門職とは何か、はドイツのIFでつぶさに見る事ができこの基準を学んで専門職としたのが就労移行支援事業所ベルーフです。 播磨守