お花見でリラックス!
ベルーフのカリキュラムにはリラックスが有ります。カリキュラムの多くは能力向上を目的としたものです。従って集中して取組むことになります。しかし集中ばかりですと心の疲労が増しますので、リラックスを設けて気持ちの発散を図ります。近くの小石川植物園を散策する、美術館の名画鑑賞で別世界にひたる、上野動物園で童心に返る、水族館見学で魚の生態に触れる、ドイツ料理アイントップフを皆で作って会食する料理教室、これまでのリラックスの一端です。その中でお花見は例年行われているリラックスです。文京区は江戸時代は各藩の武家屋敷が多く置かれていた所です。水戸藩下屋敷などがその代表です。ベルーフの所在する小石川には松平播磨守の屋敷が置かれていました。その屋敷は既にありませんが、播磨坂という地名が残されて往時を偲ばせています。播磨坂はその後、桜が植樹され数十年の時を経て、桜の名所として知る人ぞ知るの名跡となっています。ここで毎年お花見リラックスを開催して、もう今年で5年目になります。気温が18度を超えるあたりから芽吹き始め、あっという間に満開になり、あっという間に潔く散ります。桜の木の下で、催す小宴会はリラックスにはうってつけの場となり、年によっては卒業生の臨時参加なども加わります。今年もそろそろで、今週末あたりが花見時になっています。もっとも今日現在では、芽吹いてはいるものの咲く気配は感じられず、じりじりしていますが、咲かない花は無い、明けない夜は無いと待つのもリラックスの内です。
播磨守