ベルーフのコロナ対応への方針です

ベルーフはコロナへの対応を判断するために日本情報とドイツ情報の二つを基にしています。日本は厚労省サイトで、各自治体からの情報を基とされています。ドイツはロベルトコッホ研究所サイト(RKI)からです。情報の収集源は明示されていませんが国家規模で集められていると推察されます。RKIのコロナに対するスローガンは、「手を洗おう、距離を保とう、データを提供しょう」で、データの提供を自衛策として喚起しています。従ってデータ分析によるRKI情報は重要な状況判断の基に成っているようです。2020年5月7日00時では以下のデータがそれぞれ公表されています。

ドイツ/日本 感染者数 166091/15463 死者数 7119/551 死者の比率 4.3%/2.5% 回復者数(概算)13990/不明 再生産数 0.71/不明 

ドイツは現在公共施設・学校・小売業等の活動が始まっています。「我々はメルケルの子供ではない」という表現で政府の慎重姿勢への発言が報じられ、経済活動の開始が既にバイエルン州で始められています。表の数字から判断すると1.0前後で推移していた再生産数の低下が目立った変化です。この変化がドイツ社会の活動開始のバロメータと思われます。国によって状況の違いがあるとの判断も考えられますが、これまでグローバルな観点で、ドイツの状況把握の客観性を参考に判断しているので同じ歩みを私たちも取ります。いつになったら元に戻るだろうか、というよりも世界は変わるのだという認識で新たなシステムの構築に取り組む方針です。目下ベルーフは、リモートでのテレワーク体制で就労支援を行っています。一過性とするか、転換期とするか、未曾有の状況の中で道を作って行こうと利用者職員みんなの知恵を絞って取り組んでいます。日々試行錯誤ですが、今のところ手応えのある充実した毎日という実感が有ります。播磨守

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