企業の障害者雇用を助成金制度が支援しています

企業の障害者雇用を助成金制度が支援していますが、但し要注意。

障害者雇用を促進するために、国は助成金制度を設けています。精神障害者及び
発達障害者等はその対象となっています。しかし、どの様な条件と手続きが必要なのかの情報は、企業にはあまり知られておらず雇用後に情報を知り、条件は満たすことができたのに機会を失っていたと言う企業の例を聞くことがあります。「特定求職者雇用開発助成金」が制度です。利用の条件は大きく二つ有ります。1.ハローワーク又は民間の職業紹介事業者の紹介で雇用すること。2.雇用保険一般被保険者として継続して雇用することが確実に認められること。従って企業が障害者の募集採用をする場合ハローワークに登録し、応募者はその募集登録に応募するというプロセスになります。助成金を利用するには、障害者採用のプロセスをハローワークルートとすることがキーポイントになります。新卒の障害者の採用もその対象と考えられます。ハローワークルートを通さず内定を出して、申請ができなかったとの例を聞いております。障害者雇用には特有の採用ルートを設けて対処する、との臨機応変も必要なのが、昨今の障害者雇用事情です。

初めて精神障害者の採用に取組んでいる会社にこの情報を提供したところ、お役
に立つことができ結果的に利用者の採用に繋がった例を経験しています。適切な
制度利用を通じて障害者就労が促進されるのは、社会の発展に繋がることになり
ます。

播磨守

 

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